書きたいことざっくりと(仮)

妻社長、オレ従業員、子1人、犬一匹。

人選は慎重に

ある日の仕事の一幕。

その日は請け負ったとある小さな
賃貸マンションの外壁修繕の打ち合わせを

・職人(親方60代後半)
・オーナー(50代)
・自分(元請け)の3人で行っていた。


オーナー「ではタイルの色や枚数はそれで問題ないので進めてください」


自分「わかりました、ではそのように致します、他に何か気になる点やご要望はございますか?」


オーナー「工事の内容に関しては特に問題は無いんですがやっぱり店子さんが不安ですねぇ〜」


元々神経質で心配性なオーナーだったが
初めての足場を掛けてまで行う工事で
いつも以上に音の心配と外壁工事という
特性から入居者のプライバシー
はたまた事故などありとあらゆることを
想像し不安になっていた。


自分「そうですよね、お気持ちは十分理解出来ます。
作業時間や工程、危険予知など万全を期して
作業にあたりますのでどうかご安心下さい。」


職人「その田中さんにはあたしら全員
十分に気を遣って作業しますんで安心下さい。」


自分「ふぁ!?」


オーナー「そうですね、店子さんへは工事の説明をして全て理解頂いてますもんね。
あとは御社にお任せしたのだから信じて待つしか無いな」


職人「田中さんも住まいが綺麗になったら
絶対に喜んでくれると思いますよ」


自分「!?!?」
(タナカ?)


職人「しっかしオーナーさんってのは
大変だぁ〜色んな人がいますからね〜
ちなみにその田中さんっていうのは
どのお部屋の方なんです?」


自分「!?!?!?」
(コイツは空耳じゃね〜
なんだこの微妙な感じ…)


オーナー「どの部屋というわけではないですよ
全店子さんですよ。」


職人「えぇっ!全部田中さん?
そいつはおったまげた〜」


色々とお世話になってる職人でもあるし
目上の人ということもあって邪険には
出来ず変な汗をかいていた。


自分(もうヤメろ、むしろお前におったまげてるよ)
「ではタイルの焼き上がり…」

話に割って入りその場を閉めようとするも


職人「皆さん近い人たちなんですかい?」


自分(まだ続けるかジジイ お前のその口
モルタルでも詰めてやろうか)


オーナー「近かった人もいますね〜」

自分(オーナー気付いてないのか?
それとも付き合ってるのか?
どちらにしてもなんなんだこのサイコな会話
もう無理だフィナーレ抜きでエンドロール
いっちゃってくれ)


職人「いや〜このぐらいの戸数だと…」


ヤバい気がしてすかさずシャットアウトした。

自分「ではすみませんが私次の約束がありましてそろさろ失礼させて頂こうと思います。
タイルの件は追ってご連絡致します。」


オーナー「長々とすいません、では連絡お待ちしてます。それではどうか宜しくお願いします。」

オーナー宅を出て
その職人と駅までの道中の会話


職人「みんな田中さんってのはスゴイよな〜」


自分「田中じゃなく店子さん、タナコですよ」


職人「タラコ?」


もう体力ゲージがほぼ無く超必殺技を
出してしまいそうになったのでスルーして
電話かける振りして閉幕。